
もし、布団にゲロをぶちまけてしまったら・・・
カバーを使ってる場合なら、カバーを洗濯機で洗うだけで良いと思いますが
布団にカバーを使ってない場合はどうやって洗えば良いのでしょうか?
(;´д`)
今回は、布団へ嘔吐した時の正しい対処法(洗濯方法・処理方法)をご紹介いたします
(`・ω・´)
目次(クリックでジャンプ)
布団への嘔吐で困ること
布団へ嘔吐してしまうと大変!
汚いわ臭いわ寝れないわ・・・だし
ウイルス性の病気でもどしてしまった場合は、
殺菌しないと、しばらく布団に病原菌が残ってしまうことになります
子供・お年寄の嘔吐の場合はウイルスが心配です
ノロウイルスやインフルエンザウイルスは命に関わる病気なので
とりあえず布団を放っておいて、一刻も早く病院へ連れていきましょう
ウイルス以外でも、お酒の飲みすぎや食べ過ぎ、胃腸炎なんかで寝てる時に嘔吐する可能性もありますね
嘔吐物がついてしまった布団は、洗わないと翌日・翌々日・翌々翌日まで長いこと臭いがこびりついてしまいますので
できれば嘔吐したその日のうちか、その翌日の朝には洗濯しておきたいものです
※子供が布団に嘔吐した場合は衣類や布団に嘔吐(ゲロ)してしまった場合の洗濯のやり方を解説(潔く捨てるorガッツリ消毒)のページを参考にして布団やシーツ・パジャマを洗ってください
このページでは、布団へゲロゲロ~っとしてしまった場合の対処方法を載せています
興味がある方は続いてこのページを読み進めて行ってください
布団の嘔吐物の処理方法
まず、感染症の疑いがある人が布団に嘔吐したら、嘔吐物にはできるだけ触れないようにしましょう
二日酔いが原因なら嘔吐物に触っても良いのですが、病気だったとしたら吐しゃ物から掃除する人にウイルスが移る危険性が高いです
①手袋を着用(使い捨て)
②エプロンを装備(後でこれも消毒する)
③マスクを用意(使い捨て)
④タオルを用意(後で消毒必須、できれば使い捨てる)
⑤タオルに消毒液を染み込ませる(市販のハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムが入ってるものを水で薄める)
⑥布団の嘔吐物をタオルで取り除く(取り除いた嘔吐物はナイロン袋に入れてしっかり口を閉じてゴミ箱に隔離)
⑦熱湯に浸して洗う(家庭ならできるだけ熱いシャワーをかける)
⑧消毒液が入ったスプレーを吹きかける
⑨その後布団(カバー)を洗濯する
⑩布団を干す
布団で寝てる時に嘔吐するケースで、考えられるのは様々
胃の不調が原因であったり
ひどい便秘のせいであったり
病気のせいだったり、食べ過ぎ・飲みすぎが原因であったり・・・というのが考えられます
その中でやっかいなのが、ノロウイルスに代表される「感染症」が原因で嘔吐した場合です
ノロウイルスなんかは非常に強い菌で、人への感染力が高く、症状も命に関わるほど重大なので
しっかりと感染症の予防をして嘔吐物を除去&そのあとは殺菌しなければなりません
ちなみに、先程紹介した布団の嘔吐物を処理する流れは
感染症が疑われる人が布団に嘔吐した場合です
(介護施設や病院ではもっと厳しくめんどうな処理方法をとります)
一般家庭ではそれほどしっかりした処理方法をする必要はないかもしれませんが
やれるものならやっておいたほうが良いのは間違いないでしょう
感染症が疑われない場合でも、念のため熱湯で布団を洗っておいたほうが良いですよ
( -`ω-)b
また、抵抗力・免疫力の弱い子供やお年寄りは特に
ノロウイルスやインフルエンザなどのウイルス性病原菌が原因で、嘔吐することがありますが
ウイルスなので、嘔吐物がかかったもの(例えば布団、床に嘔吐したら床やカーペット)を消毒して殺菌しなければ
ウイルスが残ったままになり、次にそのものに触れた人が病原菌に侵されてしまう危険があります
※もし、感染力が強いノロウイルスが疑われる場合
嘔吐物は直接手で触れず、手袋をはめて対処してください(もちろんマスクも忘れずに)
そして、嘔吐物に触れたもの全てを次亜塩素酸ナトリウムで殺菌してください
嘔吐した布団をクリーニングに出したほうが良いケース
・もし、布団にカバーを敷いてなかった場合
嘔吐物が布団内部に染み込んでしまいます
こういった場合は、クリーニングに出して消毒・洗濯してもらうことになります
・また、ゲロを直ぐに拭き取っても、臭いはなかなか消えてなくなりません
嫌な臭いを一刻も早く消し去りたい場合も、クリーニングに出したほうが良いでしょう
・あとは、嘔吐したところがシミになって残ってしまったケース
布団のシミはなかなか落ないので、この場合も(シミが気になるようなら)クリーニングに出しましょう
布団のクリーニングは、ネットで安くて良いサービスをやってくれてるところがあります
下に紹介する布団クリーニングサービスは当サイトでおすすめしているところです
一般店のクリーニング屋に嘔吐した布団を出すときは、嘔吐した布団を預かってくれるかどうか?を確認しておきましょう
(クリーニング店によってはお断りしているところがあるからです)
クリーニングに出す前に、タオルで嘔吐物を拭き取っておいてください
ちなみに、シャワーで洗い流すと布団が水に濡れて重くなるので持ち運ぶときに大変なのでやらなくてもOKです
クリーニングに出さずに嘔吐した布団を自分で洗濯する方法
布団の嘔吐物の処理方法の段落で紹介した「布団の嘔吐物を処理する正しい流れ(感染症の疑いがある場合)」を参考にして
布団や布団カバーを消毒してください
①熱湯に1時間程浸す
②消毒液をかけて消毒(次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈したものを使う)
③熱湯で洗い流す
以上の手順を踏めばOK!
消毒液がカバーに残らないように、念入りに洗い流しましょう
もし布団カバーを使ってない場合も同様です。
(かなり大変な作業になると思いますが)
シャワーやヤカンを使い、熱湯で嘔吐したところを洗い流し
ハイターを薄めた消毒液をかけ
その後にまた、熱湯で消毒液を洗い流すと良いでしょう
m(_ _)m
念のため言っておきますが、嘔吐物がついた布団を一般のコインランドリーで洗わないようにお願いします
後から使う他のお客に迷惑になりますし
嘔吐したが原因がノロウイルスだったら、他の人の布団にもウイルスが入り込んでしまい、ウイルスが他の人にうつってしまいますので・・・
(;´д`)
もしコインランドリーを使いたいなら
しっかりと消毒した後にしてください
(消毒後もウイルスが残ってる場合もあることを考えると・・・
難しいですね・・・)
必ず消毒しておいたほうが良い?
ウイルス性の病原菌が原因で嘔吐してしまってるケースがあるから
洗濯する前に必ず、ウイルスを殺菌しておいたほうが良いでしょう
※胃腸炎での嘔吐も同様です。感染症胃腸炎という感染症もあります
普通のアルコール消毒液ではノロウイルスにはなんの殺菌効果もありませんので
消毒には、塩素系漂白剤を使います
(次亜素酸ナトリウムが効果的です)
※なお、嘔吐物がかかったもの全てを
洗濯機で洗う前に消毒してください
(例えば嘔吐物を拭き取る時に使ったタオルは洗濯前に消毒します。手袋は使い捨てのものを使いナイロン袋に密封して捨てましょう)
消毒前に熱湯に浸す(熱いシャワーで洗う)ことも忘れずに!
(`・ω・´)ゞ
布団なんて大きいものは、一般家庭ではしっかりと消毒&洗濯できませんが
布団へ嘔吐してしまった時はコレに気をつけて嘔吐物の処理と洗濯をするべし!のページで
熱湯を浸したタオルとスチームアイロンを使った嘔吐した布団の洗濯方法が載ってるので参考にしてください
消毒液の作り方(ハイター)
ハイターの原液をふりかけるのはきつすぎるからやめましょう
(特に布団なんかは直接お肌に触れるものですから)
2ℓペットボトルにハイター10mℓ(キャップ2杯分)で薄めると良いです
ノロウイルスの消毒液は、ハイターなど次亜素酸ナトリウムが入ったものを水で希釈して、薄めて作るのですが
介護施設ならともかく、一般家庭で人1人が布団にゲロしてしまった・・・くらいなら
公共施設ほど、しっかりした消毒をする必要はないかもしれません
世の中にはしっかり消毒してる人もいますが、そういう方は本当に健康に気を使う人や
吐いた人が感染症と診断されてる場合、あるいは介護士・看護師などの職業で消毒の大事さを理解&消毒するのに慣れてる人です
実際のところ、世間は
子供が布団に嘔吐しても、病院でノロウイルスと診断されてない限り
このページで紹介した、熱湯に浸してハイター薄めて・・・という念入りな消毒はしてない人も多いです
本当は消毒したほうが良いのでしょうが
消毒液を作るのに手間と時間がかかるのが難点ですよね・・・
でも、布団やカバーを熱湯に浸して洗う(熱湯をかけて洗い流す)ことは最低限しておいたほうが良いと思います
布団カバーなら簡単に熱湯に浸して洗濯できますから、
布団は敷布団・掛け布団、ともにカバーをつけておきましょう
(`・ω・´)
洗ったあとも臭いが気になる場合
布団の臭い消し商品はAmazonや楽天などでも売られています
(布団用消臭スプレーというジャンルです「消臭力」が有名ですよね)
布団カバーについた臭いは、洗濯機で洗濯すれば容易に落ちますが
布団本体は家庭用洗濯機の中に入らないし、布団についたゲロの臭いはシャワーで洗い流したあともなかなか消えてくれません
臭いが布団内部まで染み込んでしまっているから、なかなか臭いが取れないのです
(>_<)
そんな、布団本体についた臭いを消すためには
布団消臭スプレーなどの臭いを消してくれるスプレーを使いつつ、できるだけ外に干しましょう
あるいは最終手段として、お金はかかるけど
コインランドリーの大型洗濯機で布団を丸洗いするという方法や、クリーニングに出すという方法があります
重ねて言いますが、コインランドリーで布団を洗濯する場合は
「必ず」嘔吐物をキレイに拭き取って、布団を消毒してからにしてください
布団への嘔吐対策で1番良いのはカバーを付けること
一度布団本体を汚してしまったら後が大変です
子供やお年寄りの方が布団に吐いてしまい、処理に困ることがないように
掛け布団や敷布団には布団カバーを付けておくことを強くおすすめします
( -`ω-)b
枕にもカバーをつけておきましょう
枕カバーを買っても良いですが、私はバスタオルを枕カバー代わりに使ってます
カバーをつけておけば、嘔吐した後の処理がとても楽になりますし
洗濯が楽で布団を清潔に保てるし
布団のダニ対策にも有効になるので、ぜひつけるべき!
これを読んでるアナタもぜひこの機会に、布団・枕にカバーをつけましょう
(`・ω・´)ゞ
次に紹介するリンク先ページも、布団へ嘔吐してしまったときに役立つと思います
また、当サイトではおすすめの布団・枕などの寝具を取り扱っております
もし今使ってる布団や枕などに満足行ってない方がおられましたら、下に紹介しているリンク先のおすすめ寝具をお試ししてみてくださいね
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